DNAFORM’s diary

企業ブログです

ダイヤモンドとシーケンス

写真はイメージ、手の甲です。
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週末に買い物に行った先で思ったこと。それは、私たちの仕事はある意味、専門家であること。しかも頭数が少な目の。

わが社ダナフォーム、遺伝子解析の受託サービスを行う部署があり、私もそこに所属しています。民間企業として活動しているのは10社20社以上あるでしょうか、なかでも解析の種類が私たちと重なる会社は、10社くらいに絞られるのではと思います。次世代シーケンサーを扱うこと、RNAやDNAを、自社内で一連の操作ができること。

さて週末、ときどき覗くお店に出かけ、目の保養にアクセサリーの類いを物色。

かたや少し前からネット上(メルカリ)に気になる商品があり、1~2週ほど、どうしようかなと考えていました。

思いきって店員さんに、スマホに表示したその品を見てもらいました。店員さんも腕試しか興味半分かノッてくれて、説明書きから、ふむふむ、センターのダイヤ0.xカラット、取り巻きのダイヤ、Hカラー、Iクラス、カットはxxと、「4C」を軸にいろいろと、バンバンと、意見が出てきます。もしこれが説明通りならとてもよい買い物(しかしすぐに売れてはいない)、そして予想はいくらくらい(数倍違ってた!)、なぜなら~と続くわけです。これぞその道の人、とても面白いなと感心した瞬間でした。

ダイヤモンドは、プロから愛好家から素人から、詳しい人はより多くいるでしょう。かたや我々のシーケンサー業界は、大体知った顔ぶれ。需要から来る供給量なのかもしれませんが。新人もいれば、ベテランもいる。機械に詳しい人もいれば、試薬のなどに詳しい人もいる。

いずれにしても、何か尋ねられたときに回答して、いかに満足度を提供できるのか、その実力は千差万別あるのかと。

今回の私の収穫は、「ネットや通販でアクセサリーを買って良かったとの意見は、ほぼ聞いたことがない」という言葉。ちょっとお高い買い物(おそらく失敗ぎみ)を未然に防ぐことができました。「正しい方向へ人を導く手助けをする。」これも私たちに与えられた職責のひとつなのかと。

 ☆ミ (物欲~)