DNAFORM’s diary

企業ブログです

繁忙期、ほぼゴール

年度末目前、どうにかほぼ乗り切りました。
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今回とりたてて内容もなく、つれづれに文字を連ねております。同業他社さんも時期や繁忙の具合はおそらく同様だったかと思われ、NGS業界に身を置く一人の視点から、年度末の山場を越えたタイミングで今回の記事を書いております。繁忙期にひと区切り。

わが社ダナフォーム、遺伝子解析の受託サービスを扱う部署にとって、年度末の3月はもっとも過酷な時期にあたります。受託サービスを利用されるユーザーさんの多くは大学や研究機関に籍を置く方々であり、その研究費は日本の科学技術予算をもとに賄われており、その多くは年度末を区切りに動いているからです。年度内に解析データを納品すべく、受託メーカーとして日々解析と納品発送に明け暮れる最大ピークがこの時期なのでした。

さて、今年度の最終日は水曜日。年度内の最終週は3月29日(月)~31日(水)まであり、しかしさすがにギリギリ行動は避けたい。よって日程の関所を3月26日(金)として部署内は動いていました。年度内厳守の案件リストを作り、薄い黄色に塗られた行数が着実に減っていくのを視覚的にも感じつつ。そして、この日の定時18時を過ぎたころには、大きな安堵感がやってきました。さらに疲労困憊と満身創痍。あと数件分の来週発送が残っていますが、それでもよくここまでやり切った手ごたえは十二分に感じることができました。

翌土曜日はなぜか筋肉痛になっていて、お尻や背中のあたりにじわじわとした張りと痛みが出ていました。私の業務はメールや電話などであり肉体労働ではないのですが、繁忙期の間にずっと気を張っていたのか、ようやく脱力解放できたのを私の脳よりも心身のほうが如実に感じ取っていたのかもしれません。

そして週末、歯磨きをしていて気づいたことがありました。知らぬ間にずいぶんと歯が汚く、あららのクオリティーになっていました。。朝に晩に歯磨きをしても、気持ちの余裕の無さと時間の無さからほぼやっつけ仕事の歯磨きだったのは間違いなく。茶渋や歯と歯茎の間のガサガサなどなかなかの程度でした。久しぶりにメンテナンス系歯磨き粉で丁寧に磨くとだいぶ改善できましたが、近いうちに歯医者さんに点検してもらった方がよいかなと思ったり。

受託解析サービスを依頼されるユーザーさん側は、おそらくこの我々の怒涛の感じをご存知ないでしょうし、むしろ知らないままでいてほしい気持ちのほうが強いです。白鳥が水の下ではせっせと足を動かしていても水上の姿はごく冷静であるように。しかし、このドタバタした感じは私が思う以上にメールや電話の様子からバレバレにバレているだろうとも思います。人間だもの、そして年度末なんだもの、受託サービス案件ひとつにもそれぞれドラマがあり、仕事は相当にハードですが総じて面白いと思えるものであり、いろんなユーザーさんとの接点から得るものが多いです。

いやはや、疲れましたね。しかし、達成感は十二分。

 ☆彡