DNAFORM’s diary

企業ブログです

9月のイベント中止

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会社の窓口メール(contact@)宛てには、日々色んなメールが届きます。ユーザーさんから弊社商品に関する問い合わせや、受託解析の相談、はたまた、他社メーカーから、消耗品の宣伝、ウェブページ制作をご相談くださいとの宣伝メールなど。国内だけでなく国外からもやって来るので、日本語だったり英語だったり。まれにアラビア語が混じった宣伝メールが届いたことがあり(同じところからきっと複数回もらっている)、はたして地球は狭いのかなんだか不思議な気持ちで眺めることもあります。

 

さて今日の写真は、海外から来た宣伝メールをキャプチャーしてみました。国際学会に出展しませんかとスポンサー企業を募るもので、今年9月にオーストラリア開催の遺伝子関連の学会です。しかし、しかし、実はこれ、学会開催そのものを取りやめたとの案内メールだったのです。何ともつらいことに、ここにもまた新型コロナウイルスの影響が表れています。今は3月で学会は9月、半年も先のことなのに…。

 

学会出展の申し込みは、国内学会のバイオ系や農学系は約3カ月前から始まることが多く、国内医学系だと半年前くらいのこともあります。かたや海外学会ではさらに出だしは早く、1年前くらいから宣伝メールをもらうこともあります(実際には弊社から海外出展したことはなく、子会社が1度のみ)。この国際学会からも1年前くらいからオペラハウスなど心躍る風景写真を乗せた案内が届いていて、旅行気分ならいいけど技術的な説明をするとなると語学力が…と震える気持ちで眺めていました。こうして開催自体がなくなるとのニュースは、安堵というよりか、このコロナの影響力の強さをまざまざと感じさせるものでした。

 

南半球の9月イベントが中止。そこから連想されるのは、この夏の日本開催の大型スポーツイベントはいったいどうなるのでしょう。2月ごろの私個人はインフルのように4月にもなれば落ち着くのではと思っていました。しかし実際の動きとして、ギリシャで始まった聖火リレーイベントは小規模に縮小されたと数日前の報道が伝えていましたし、いよいよ心配になります。そんな中でもゆらめく炎は今日仙台に到着し、ここから国内リレーがスタート。もしやの気持ちが現実になってしまうのかどうか。いつの段階で決断するのか、3月になってここ最近の欧米各国での猛威はかなり逆風の材料ですね。暖かさと共に収束し始めるかどうか、分かれ目かもしれません。

 

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