DNAFORM’s diary

企業ブログです

カワスイ2

続編の記事は、生物種の観点から。
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さて、ひとつ前の記事で川崎駅前のカワスイ、水族館を紹介しました。我々は遺伝子解析を業務とする会社の会社員ですから、やはりちょっと関連付けた記事も書いてみむとてするなりの今回です。

入場からほど近い展示に、動画を流しているスクリーンがありました。写真のように、白い背景にメダカを泳がせ、1匹をとても大きく映しているのが斬新です。ウロコの感じや色合いをとてもよく見て取ることができます。私が注目したのは右下の文字、そう、Oryzias latipesです。

はい、これ知ってる知ってる、とつい嬉しくなってしまったのでした。我々にはお馴染みのメダカの学名、なぜ知っているかと言うと、RNA-seqのご依頼で、メダカの解析をしたことがあるからです。魚の中でもメダカはわりに研究者が多いのか、1回だけでなく数件の解析例がこれまでにあります。

ご依頼例という視点で見ると、メダカ、サメ、ウナギ、カエル、マーモセット(サルの一種)。なかなかけっこう我々の経験値も面白いですね。生物種はピタリと同じではなくざっくりとしていますが。ヒトやマウスだけでなく、いろんな生物種についても受託解析サービスを行っているのは、我が社ダナフォームの特徴かもしれません。以前の学会展示ブースで見たことを紹介すると、同業他社のNovogene社は解析経験のある生物種をかわいい木彫りの人形に作って並べていました。さすが中国系の企業で、なんとパンダもそこに並んでいました。いいなぁやるなぁと感心したことを思い出します。

もう少し我が社の解析例のある生物種を紹介すると、ある日の食卓セットになりそうです。肉牛、薬味植物、酵母、コウジ菌、コメ。まるでステーキとアルコール、ご飯と味噌汁のディナーセットが出来上がります。面白いですね。ウナギの経験もあるのでうな重ランチにもなりますね。

冗談はさておき、RNAの発現解析を行うRNA-seqやCAGE-seqが我が社の主力商品です。そんな我が社ダナフォームの遺伝子解析部。

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